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自社の魅力を伝えるなら“相手目線”がカギ!心を動かす言葉の秘訣とは?

2025.09.23

先日、コピーライターの 平田けいこさん をお招きして、オンラインで

「一行目から顧客を呼び込む言葉の秘訣」セミナー を開催しました。

今回のテーマはずばり、「相手に矢印を向ける言葉」

ついつい商品のスペックや自分語りに走りがちですが、大切なのは

「お客様にとってどんな良いことがあるのか(ベネフィット)」を伝えること。

セミナーでは、実際の求人広告やキャッチコピーを例に出しながら、

すぐに自社の発信に応用できるヒントがたくさん紹介されました。


「自分に関係がある」と思ってもらう5つのポイント

平田さんから学んだ、相手の心に届くコピーのコツはこの5つ。

  1. ベネフィット(お客様にとっての良さ)

  2. どんな状況で/どんな人に役立つか

  3. 具体的なシーンやセリフ

  4. 「不」の解決策を示す(不安・不便・不足など)

  5. 何/誰がどうなるのか を描く

さらに、ここで大事なのが 「相手が興味を持つ切り口で自分を語る」こと

例えば…

  • 海外を飛び回っている → 世界中の美味しいお店の紹介

  • ベトナムに長期滞在していた → 発展著しい国のリアル

  • 語学が堪能 → 仕事が忙しい中で英語を身につけるコツ

  • 最年少リーダー → 年上の部下をマネジメントする心構え

ただ「自分はこうです」と言うのではなく、

「あなたにとってこんなメリットがあります」と言葉を変換する。

これがまさに「矢印を相手に向ける」ことなんです。


実践ワークでコピーづくり

最後は、自社のコピーを考えるワークタイム。

参加者のみなさんがチャットに次々と書き込んだ自社サービスのコピーは、

セミナー直後だからこそ感性が冴えていて、とても面白いものばかりでした。

受講生のコピー紹介

ここでは一部をご紹介しますね。

  • 「洗濯乾燥機・コインランドリー不要!浴室乾燥機付きなので急ぎのお洗濯も時間内で乾きます。」(不動産会社 Aさん)

    → 日常のシーンが具体的で、忙しい人ほど「それ欲しい!」と思う一言。

  • 「SNS代行!?誰より社内を知ってる私達が伝える言葉が何よりのSNS広報」(田中佑佳@ビーラブ)

    → “外注より自分たちの発信”という強みを打ち出したコピー。

  • 「映え不用!難しいと思っていたSNSが、がぜん楽しくなるSNS広報担当養成講座」(西よおこ@ビーラブ)

    → 発信ハードルを一気に下げる言葉で、思わずやってみたくなる。

  • 「撮らずに死ねるか。」(写真スタジオ Uさん)

    → たった一言で「撮らなきゃ!」と思わせる、圧倒的な迫力。
  • カロリーの心配不要!低糖質ぱん。朝ごはんの心配いらず焼きこみパン」(パン製造販売 Hさん)→低糖質が魅力。朝ごはんの心配いらずも魅力

言葉には「心を動かす力」がある

言葉ひとつで、相手の心は動き、未来の行動が変わります。

私は「心は心でしか動かない」と思っています。

ただ出来事を伝えるだけでなく、そこに自分の気持ちをのせること。

それが大切なのだと、改めて感じました。

今回の学びを、これからの発信にも活かしていきたいと思います。

 

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