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「全部、広報活動です」 美容室らしくない美容室に学ぶ、会社の在り方

2025.12.19

いつもありがとうございます。

ビーラブカンパニーの西よおこです。

私は中小企業家同友会広報委員会に所属しています。

先日、兵庫同友会・広報委員会の会議に参加した際、心を大きく揺さぶられる事例報告を聞きました。

報告されたのは、

セブンスターフェスティバル 代表取締役の 丸山社長

神戸市内に9店舗の美容室を展開されている経営者です。


「美容室らしくない美容室」という在り方

丸山社長の会社を一言で表すなら、

「美容室らしくない美容室」

その言葉の意味は、取り組みを知るほどに深く納得させられます。

例えば――

神戸市北区では、地元の女の子たちが

“美のクリエイター”の手によって磨かれ、ランウェイで輝く

「北神戸コレクション」 を開催。

さらに、

  • 「MUSEE図鑑」という冊子の発行

  • 美容学校での講師活動

  • 美容コンテストの開催

  • お客様とのゴルフコンペ

  • 神戸電鉄や北区役所との連携・コラボ

  • 募金活動や地域清掃などのボランティア活動

美容室の枠を軽やかに超えた取り組みを、次々と実践されています。


「全部、広報活動です」

これらすべての活動について、

丸山社長はこうおっしゃいました。

「全部、広報活動です」

……この一言。痺れますよね。

イベントも、冊子も、地域連携も、ボランティアも。

目先の集客だけを目的としたものではありません。

その根底にあるのは、

会社の理念と、

**「人のためになる人になる」**という揺るぎない姿勢でした。


空中戦と地上戦、どちらも欠かせない

広報活動において、SNSはいわば空中戦

一方で、冊子やリアルな活動は地上戦と言われる丸山社長。

どちらか一方だけではなく、

理念を軸に、両方を丁寧に積み重ねていく。

例えばInstagramでいうと、各店10件フィード投稿を目標に。

綺麗につくらないくていい。自分たちの手でつくったありのままの自分たちを届けるので、代行は使わない。という姿勢も素晴らしい。

お客様に、「いつも楽しそうだね」これが、付加価値になると言われました。

そうすることで、

  • 集客につながり

  • 採用にもつながり

  • 企業ブランディングにもつながっていく

広報の力が、自然と会社の未来をつくっていくのだと感じました。


広報とは、テクニックではなく「会社の在り方」

何より素敵だと感じたのは、

社長ご自身が、その心構えで経営をされていること

広報とは、

投稿のコツでも、フォロワー数でもなく、

会社がどんな姿勢で社会と向き合っているか

つまり、

広報=会社の在り方そのものなのだと、改めて教えられました。

心に深く残る、学びの時間でした。

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