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新聞・テレビ掲載だけじゃない!プレスリリースの先にあった、想像以上の「広報効果」

2026.08.28

先日、兵庫県中小企業家同友会・広報委員会の行事に参加してきました。

広報委員会では、会報誌の作成をはじめ、WEBサイトやSNSの更新、プレスリリースの勉強会、記者会見など、さまざまな広報活動を行っています。

同友会の広報活動を通じて、自社の広報についても学ぶことができる。

そんな委員会です。

メディア掲載の「その先」にあったもの

今回の行事では、これまで実際にプレスリリースを作成し、記者会見を行った会員さん数名から、その後の成果について報告がありました。

みなさん、記者会見をきっかけに新聞やテレビ局から取材を受け、実際にメディアに取り上げられています。

もちろん、それだけでも素晴らしいことです。

でも、私が特に印象に残ったのは、その後に起きた「二次効果」でした。

ある会員さんは、プレスリリースをきっかけに新商品の実用新案を取得。

その後、NHKにも出演されました。

そして、その実績をホームページに掲載することで会社への信頼がさらに高まり、お問い合わせもどんどん増えているそうです。

「新聞に載った」
「テレビに出た」

そこで終わりではないのです。

自社のHPで紹介をする。

発信したことが次の行動につながり、

行動が実績になり、

実績が信頼につながり、

その信頼が、また新しい仕事につながっていく。

これこそが、広報の持つ力なのだと感じました。

 一つの壁を越えることで、会社も経営者も成長する

もちろん、何か新しいことを始めようとすると、いろいろな壁があります。

「プレスリリースなんて書いたことがない」

「記者会見なんて、自分にできるのだろうか」

「せっかく準備しても、取り上げてもらえなかったらどうしよう」

そんな不安もあると思います。

でも、その壁を一つ越えて行動することで、新しい体験が生まれます。

そして、その体験を通して、会社も経営者自身も一つスケールアップしていく。

今回の報告を聞きながら、そんなことを改めて感じました。

メディア掲載は、AI時代の信頼にもつながる

今は、新聞やテレビに取り上げられることには、もう一つ大きな意味があります。

それは、メディアのWEBサイトなどに企業名や商品、サービスの情報が掲載されることです。

自社が「うちはこんな会社です」と発信するだけではなく、第三者であるメディアから情報が発信される。

こうした第三者情報がネット上に蓄積されていくことは、企業の信頼性を高めるうえでも大切です。

そして、AI検索が広がるこれからの時代には、こうした自社以外からの情報発信もますます重要になっていくと感じています。

SNSだけで発信していればいい。

自社のホームページだけ更新していればいい。

そういう時代ではなくなってきました。

自社発信に加えて、メディア掲載やお客様の声、外部サイトなど、さまざまな場所に信頼できる情報が存在していることが、企業の「見つけてもらいやすさ」「信頼してもらいやすさ」につながっていくのだと思います。

広報とは信頼の積み重ね

いい商品をつくるだけでは、知られない

中小企業は、いい商品、いいサービスをつくるだけでは足りません。

どれだけ素晴らしいものを持っていても、知られていなければ、存在していないのと同じです。

だからこそ大切なのが、

「伝える」だけではなく、

「伝わるように伝える」こと。

誰に届けたいのか。

何を知ってもらいたいのか。

その人に伝わるには、どんな言葉で、どんな方法で発信すればいいのか。

そこまで考えることが、これからの中小企業にはますます重要になっていくのだと思います。

約10年で、広報は大きく変わった

私は2017年に、兵庫県中小企業家同友会の広報委員会委員長に着任しました。

そこから約10年。

この10年の広報委員会の進化は、本当にすさまじいものがあります。

以前は会報誌が広報活動の中心でした。会報誌の読み合わせを広報委員会の中で行っていたくらい。

そこから、

WEBサイト、SNS、動画、プレスリリース、記者会見。

発信する手段は大きく増えました。

そして今は、さらにAIという新しい情報の届け方も登場しています。

広報の手段が変わったということは、それだけ企業を取り巻く経営環境が変わったということでもあります。

お客様が企業を知る方法も、

商品を比較する方法も、

会社を信頼するまでのプロセスも、

10年前とは大きく変わっています。
広報は、担当者だけが学ぶものではない

だからこそ今、改めて思います。

↑〆の挨拶で熱く広報を語る私。。

広報は、広報担当者だけが学ぶものではありません。

社長自身が広報を学ぶことが大切です。

「自社は何を伝えるのか」

「誰に伝えるのか」

「なぜ、その事業をしているのか」

「どんな会社として覚えてもらいたいのか」

これは単なるSNS投稿の話でも、プレスリリースの書き方の話でもありません。

会社の方向性そのものです。

つまり、広報を考えることは、経営を考えることでもあるのではないでしょうか。

今回の行事を通じて、プレスリリースの可能性と、その先に広がる広報効果を知ると同時に、

改めて「社長が広報を学ぶこと」の大切さを実感しました。

伝えることで、会社は変わる。

行動することで、信頼が積み重なる。

そして、その積み重ねが、次の仕事や新しいご縁につながっていく。

中小企業だからこそ、これからも広報を経営の大切な一つとして考えていきたいと思うのです。


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西 良旺子

■ 投稿者
西 良旺子

■ 担当
経営/集客/チーム作りコンサルティング

リクルートホットペッパー10年在籍中に3年間全国TOP営業をキープし、その後、
2006年にビーラブカンパニーを設立。中小企業向けにソーシャルメディア導入を支援。
SNS広報担当者の育成に尽力。「ヒトの力が組織の力」を理念に、全国各地でSNS活用セミナーだけでなく
MG研修、TOC研修(全国で10人しかいないシニアインストラクター)、
ストレングスファインダー、営業力UP、女性活躍推進などで講師をつとめる。

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