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なぜ、このグループ討論はこんなに盛り上がったのか?自己開示がつくる安心感

2026.10.06

青森でのお客様訪問を終え、仙台へ移動。

仙台で開催された「青年経営者全国交流会」に参加してきました。

全国から若い世代の経営者を中心に、なんと約1,600名が参加。会場はものすごい熱気でした。

私が参加したのは、東京同友会のエンジェルサポート株式会社・秋吉利恵社長の分科会です。

秋吉さんは、介護事業を展開する会社を創業された若い女性経営者。

分科会のテーマは、

「ここが私の居場所です!とみんなが言える会社へ

     ― 働きがいのある会社は社員と共につくるもの」

でした。

「No.2との関係性」から見えてきたもの

秋吉さんのお話の中で、特に印象に残ったのが、社長とNo.2との関係性でした。

社員のことを考えているからこそ、気を遣う。

嫌な思いをさせたくない。
傷つけたくない。
関係を悪くしたくない。

でも、その「社長の過剰な気遣い」が、本当に社員のためになっているのだろうか。

秋吉さんの報告を聞きながら、

「傷つくことから逃げない」

ということも、経営者にとって大切なのではないかと感じました。

自分がどう思っているのか。
何に悩んでいるのか。
何を大切にしたいのか。

相手を思うからこそ、気遣って言わないのではなく、時には自分をさらけ出して伝える。

そこから、本当の関係性が生まれるのかもしれません。

↑報告者の秋吉さん

なぜ、こんなにグループ討論が盛り上がったのだろう?

今回、とても印象的だったのが、グループディスカッションです。

とにかく、みなさんがよく話す。

誰か一人だけが話すのではなく、それぞれが自分の経験や考えを自由に話していました。

「どうして、こんなに話しやすいんだろう?」

と考えていて、ふと思いました。

これって、報告者がつくり出した空気にも関係しているのでは?

秋吉さんの報告は、

「こんなことをやって成功しました」
「うちの会社はこんなにすごいんです」

という報告ではありません。

むしろ、悩んだことや、うまくいかなかったこと、人との関係性の難しさなども含めて、自分自身を開いて話されていました。

だから聞いている側も、

「実は、うちも……」

と話しやすくなる。

自己開示が、自己開示を生む。

そんな空気を感じました。

「社長が偉い会社」でなくてもいい

そして、これって会社も同じなのではないでしょうか。

社長がいつも正解を持っている。

社長が一番すごい。

社員は社長の言うことを聞く。

そんな会社よりも、

「社長も悩む」
「社長も失敗する」
「だから、みんなの意見を聞かせてほしい」

と言える会社のほうが、社員は自分の考えを話しやすいのではないでしょうか。

今回のグループには、偶然、会社でNo.2の立場にいる方も参加されていました。

その方が、まさに秋吉さんの報告に出てきた「No.2」の側から、自分の経験や気持ちを話してくださいました。

社長から見える景色と、No.2から見える景色は違う。

それを同じグループで聞けたことも、大きな学びでした。

偶然のグループだから、本音で話せる

全国から集まった人たちが、偶然同じグループになる。

普段一緒に仕事をしているわけでもない。
上下関係もない。
明日から毎日顔を合わせるわけでもない。

だからこそ、話せる本音もある。

会社の中でも、こんなふうに安心して自分の考えを言える場を、どうつくっていくのか。

それは制度や仕組みだけではなく、まず経営者自身の姿勢なのかもしれません。

社員に本音を求める前に、経営者が本音を見せる。

社員に自己開示を求める前に、経営者が自己開示する。

今回の分科会から、そんなことを考えました。

「気遣い経営」から「自己開示経営」へ。

相手を大切にすることと、何も言わずに気を遣うことは違う。

傷つくことを恐れず、お互いに本音を伝えられる関係をつくること。

「ここが私の居場所です」と社員みんなが言える会社は、そんなところから生まれていくのかもしれません。

仙台で、また一つ大切な学びをいただきました。

偶然にも同じ分科会でご一緒した方々。動画をご覧ください。

 
 
 
 
 
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西 良旺子

■ 投稿者
西 良旺子

■ 担当
経営/集客/チーム作りコンサルティング

リクルートホットペッパー10年在籍中に3年間全国TOP営業をキープし、その後、
2006年にビーラブカンパニーを設立。中小企業向けにソーシャルメディア導入を支援。
SNS広報担当者の育成に尽力。「ヒトの力が組織の力」を理念に、全国各地でSNS活用セミナーだけでなく
MG研修、TOC研修(全国で10人しかいないシニアインストラクター)、
ストレングスファインダー、営業力UP、女性活躍推進などで講師をつとめる。

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