事を成すは逆境にあり＠広島青全交記念講演

広島青全交記念講演は、八天堂の森光社長のお話。

八天堂といえば、スィーツのような冷やして食べるクリームパンで有名。

祖父の代から、続く和菓子屋さんを受け継ぎ、森光社長26歳の時にパン屋さんを開業されたそうです。

順調に業績を伸ばし、県内に13店舗を展開。

が、この拡大に人がついてこれず、会社は危機の状態に。

そして、その頃、事故にも合ってしまう。

どん底の時に気づいたことは、自分自身の傲慢さ。

小売りのパン屋さんから、卸売りの業態に。

きっかけは、お客様の声だった。

スーパーに並ぶ焼きたてパンの卸で軌道修正したが、そこも、どんどん、レッドオーシャンに。

100種類あるパンを1種類へ。

スィーツのようなクリームパンの登場。

これも仲間の東京進出が刺激になった発想の転換。

研究開発を重ねて、2008年にリリース。大ヒットとなる。

2014年から海外へも展開。

ものすごいサクセスストーリーだが、そこに至るまでの苦悩を赤裸々に語ってくださった森光社長。

企業は人である。

商品戦略の成功ではなく、基本は人としてどうなのか？が大事といわれた。

私利私欲の夢は、叶うときもあるが、長続きはしない。

利他の気持ちは志になる。

そして、

そして、逆境こそ、事を成すチャンス。

経験している事柄には、全て意味がある。

逆境は、考えるチャンス。考えて考えて考えぬく。

考えた末の戦略が志にかなっていれば、応援者があらわれてくる。

経営者に必要なものは、人間力。人格。

「人間力を磨くのは、致知という本」

と、冒頭でいきなり言われて、鳥肌がたちました。

まさに、致知を持っていたからです。

全て人の体験からできている致知という本。

ビーラブでも毎月、致知を読んで感想を言い合う、木鶏会を開催しています。

致知・木鶏会に興味のある方は、10月6日に木鶏説明会と、致知の藤尾社長の映像講演会があります。

兵庫県で、木鶏会を実施されているすごい企業（八天堂さんも木鶏会を実施しています）の事例報告会もあります。

10月6日のイベントの申込はこちら

今回の全国行事も素晴らしかったです。

やはり、経営者の本気が大事と実感しました。

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