神戸女子大で「ビジネスとSNS」というテーマで講義

先日、神戸女子大に講師として行かせていただきました。

昨年と引き続きの講師依頼。ありがたいことです。

新入社員の三國ちゃんと2年目のレーチャンとで、伺いました。

神戸女子大学心理学部心理学科のカリキュラムの１つなのですが、心理学の基礎を学んだ上で、臨床心理だけでなく、メディア心理や経営・消費者心理を学べるという、珍しいカリキュラムです。

全体テーマは、ITビジネス〜女性×神戸×心理を軸に〜ということで、SNSのほか、越境ECとマーケティング・AI・ホームページなどの単元があり、私は第1回目「ビジネスとSNS」というテーマでお話をしました。

学生には事前に課題にグループで取り組んでいただき、解決策に対してのフィードバックとSNS概論の他、心理学課ですので、周囲の巻き込みも考えていただきます。

各SNSの特性を知り、どのSNSで何を発信するのかの着眼点はやはり感度が高い。

・採用のためにTikTokを使用する

・YouTubeのショート動画で靴のつくり方を発信

・インスタストーリーでメンションしてくれたら、プレゼントが当たるかも企画

・神戸の服のブランドとのコラボ企画

・創立50年であることのアピール

・社内の雰囲気を伝える

・毎日投稿をする

・XやFacebookで、他社とのつながりをつくっていく

・SNSとは関係ないが、地元の小学校に向上見学先にしてもらう

なかなかですよね～。

さすが、ネット世界で生まれて育っている世代です。

が・・・そのためのリアルの巻き込み、チームづくりの観点がうすい。

もしかして、これはコロナの副産物かもしれません。

昨年に比べても明らかに学生が違うと感じました。

講師に対しての質問や、講義に対しての興味、感心などの積極性で違いを感じました。

先生からも事前に聞いていたのですが、それまでのプログラムを変えたことによる変化と言われていました。

教育は難しいですね。心理学科の生徒がSNSに取り組むモチベーションについて考えていただくのに、その彼女たちのモチベーションが少ない。

これって、会社でもそうですよね。

まずは、リーダーが“何のために”を明確にすること。

そして、それを伝えて、協力をしていただくこと。

リーダーの姿勢で変化は生まれるのです。

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