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働くこと、生きること──青森で心動かされた3日間

2025.10.12

青森で感じた、学びと感動の3日間

いつもありがとうございます。ビーラブカンパニーの西よおこです。

今週は青森で3日間を過ごしました。

目的は「障害者問題全国交流会」への参加です。

全国から559名が集まる大きな行事。

会員数400名強の青森同友会の方々が、参加者150名の体制で迎えてくださり、

そのおもてなしの心とエネルギーに本当に感動しました。

懇親会では、全国行事では珍しく着座でのお料理提供。

にぎり寿司やステーキなど、青森の味覚を堪能しました。



さらに迫力ある和太鼓の演奏、そして「ラッセ、ラッセ、ラッセラー!」の掛け声で盛り上がるねぶた祭の跳人(はねと)の踊り。

青森の文化と温かさに触れ、心が震える時間でした。

普段会えないお客様とも会えてうれしい限り。

 

 

 

 

 

 

 

イワオカの岩岡さん。

想い工房の吉田さん。

工藤板金工業の市川さん。

 

 

分科会でのテーマ

今回、私が参加した分科会のテーマは、

「生きづらさ、働きづらさを抱えるすべての人々が、自分らしく輝ける社会をどうつくるか」

障がいのある方に限らず、

児童養護施設出身者、刑務所出所者、LGBTQ+の当事者、難病を抱える人々など、

さまざまな背景を持つ方々と「共に働き、共に生きる」ことを考える場でした。

(株)吉村の橋本さん、長谷川さん、ローズリー資源の田中さんの3名の

パネリストの皆さんからは、心に残る実例が数多く紹介されました。

  • 視覚障がいを持つ方がフォークリフトの免許を取得し、現場で活躍しているお話。

  • 出所者の社会復帰を支援している企業が、挫折を繰り返す現実と真剣に向き合い続けているお話。

雇用する側の覚悟、そして明るく前向きに語る姿がとても印象的でした。


「デコボコ」があるからこそ、強くなれる

「障がいって何だろう。」

「健常者と障がい者の境目って、どこにあるんだろう。」

これは、私が常に感じていることです。

社長も社員も、みんな“デコボコ”です。

自己理解・他者理解、そして自己開示。

それがあって初めて、互いに支え合える組織になる。

会社の数字も含めてオープンにすることで、

人は自分で考え、自分の意思で動けるようになるのだと思います。


生き生きと働ける環境とは?

それは、「もやもや」を言える環境。

面談や食事会などの交流の場で、“認められる経験”を積むこと。

そこから、人は確実に成長していきます。

そうした小さな積み重ねの中にこそ、

見えない生産性が生まれるのだと感じました。

そして、その“デコボコ”が大きいほど、

理解が深まったときに生まれるエネルギーは、きっともっと大きくなる。

青森での3日間は、学びにあふれた時間でした。

お世話になった青森同友会の皆さま、本当にありがとうございました。

写真は吉村の橋本さんと長谷川さん、一緒に青森に行った、(株)メタルテックの松下さんです。

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