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顔出ししなくても大丈夫!社員が参加しやすいSNS広報のつくり方

2026.08.11

企業のSNS広報について、経営者や広報担当者の方から、このようなご相談をよくいただきます。

「社員が写真に写ってくれない」
「投稿のネタをお願いしても、誰も出してくれない」
「SNSは広報担当者だけの仕事だと思われている」

SNS広報を頑張りたいのに、社内の協力が得られない。担当者だけが孤軍奮闘している会社も少なくありません。

しかし、社員さんがSNSに協力してくれないのは、意識が低いからでも、会社に関心がないからでもないのです。

今回は、社員さんがSNS広報に協力しにくい5つの理由と、社内を巻き込むためのポイントについてお伝えします。

1.なぜSNSをするのか分かっていない

突然、「写真を撮ってください」「会社の投稿をシェアしてください」と言われても、社員さんには、その意味が分かりません。

SNSの目的は、単にフォロワーを増やすことではありません。

  • 会社のことを知っていただく

  • お客様から信頼していただく

  • 商品やサービスの魅力を伝える

  • 採用につなげる

こうした「その先にある目的」まで共有することで、社員さんにも協力する意味が見えてきます。

「なぜ、会社としてSNS広報に取り組むのか」

まずは、この目的を社内でしっかりと言葉にすることが大切です。

2.何をすればよいのか分からない

「みんなでSNSに協力しましょう」と呼びかけるだけでは、社員さんは具体的に何をすればよいのか分かりません。

例えば、

  • 現場の写真を1枚送る

  • お客様からいただいた言葉を共有する

  • 新しい商品や社内の出来事を広報担当者に伝える

  • 会社の投稿に「いいね」をする

このように、小さく具体的にお願いすると、参加へのハードルが下がります。

全員が投稿を作成したり、顔を出したりする必要はありません。

投稿する人、写真を撮る人、ネタを提供する人、投稿を応援する人。それぞれの立場や得意なことに合わせた関わり方があります。

3.顔出しや炎上が不安

「SNSに顔を出したくない」
「発信内容を間違えて、会社に迷惑をかけたらどうしよう」

このような不安を持っている社員さんもいます。

無理に顔出しを求めなくても、後ろ姿や手元、仕事道具、商品、社内風景など、会社の魅力を伝える方法はたくさんあります。

また、

  • どのような情報なら発信してよいのか

  • 投稿前に誰が確認するのか

  • 写真掲載の了承をどのように取るのか

  • 困ったときに誰へ相談するのか

といった発信ルールを決めておくことも大切です。

社員さんに協力を求める前に、安心して参加できる環境を整えましょう。

無理に顔出しを求めなくても、後ろ姿や手元、仕事をしている様子、仕事道具、社内風景など、会社の魅力を伝える方法はたくさんあります。

顔が写っていなくても、「人が働いている気配=人感」は十分に伝えられます。そして、商品や建物だけの写真よりも人感があるほうが、見る人の共感や親しみも高まります。

大切なのは、顔を出すことではなく、そこで働く人の存在や温度が感じられる発信です。

4.協力しても、その後の反応がない

写真や情報を提供してくれたら、必ず感謝の言葉と、その後の結果を伝えてください。

「提供してくれた写真を使った投稿が好評でした」
「お客様からうれしい反応をいただきました」
「投稿を見た方から応募がありました」

自分の協力が会社の役に立ったと分かれば、うれしいはずです。

小さな成果であっても社内で共有することが、次の協力につながります。

社内LINEなどで、今月のトップリーチは、〇〇さんが提供してくれた、この写真です。

という形でお伝えするのもいいですよね。

5.経営者や上司が関心をもってない?

社員さんにはSNSへの協力を求めながら、経営者や上司は投稿を見ない、情報を出さない、写真にも写らない。

これでは、社員さんも「SNSは、本当に会社にとって大切な仕事なの?」と感じてしまいます。

まずは経営者やリーダーが、SNSを会社の大切な広報活動として捉え、自ら関わる姿勢を見せることが必要です。

経営計画書などにSNS広報の目的や方針を明記し、会社全体の取り組みとして位置づけるのもよいと思います。

社員を責める前に、仕組みを見直そう

「社員がSNSに協力してくれない」と感じたら、社員さんの意識を責める前に、次の項目を確認してみてください。

  • SNSに取り組む目的を伝えているか

  • 何をすればよいか具体的に示しているか

  • 顔出しや発信への不安を解消できているか

  • 協力への感謝や成果を共有しているか

  • 経営者や上司自身が協力しているか

SNS広報は、担当者一人だけが頑張るものではありません。

一人ひとりが、自分にできる形で関わることが大切です。

「会社を知ってもらうために、自分には何ができるだろう?」

社員さんがこのように考えられるようになれば、SNS広報は単なる情報発信ではなく、会社づくりや組織づくりにもつながっていきます。

今回の内容は、ライブ配信でもお話ししています。ぜひ、こちらもご覧ください。

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西 良旺子

■ 投稿者
西 良旺子

■ 担当
経営/集客/チーム作りコンサルティング

リクルートホットペッパー10年在籍中に3年間全国TOP営業をキープし、その後、
2006年にビーラブカンパニーを設立。中小企業向けにソーシャルメディア導入を支援。
SNS広報担当者の育成に尽力。「ヒトの力が組織の力」を理念に、全国各地でSNS活用セミナーだけでなく
MG研修、TOC研修(全国で10人しかいないシニアインストラクター)、
ストレングスファインダー、営業力UP、女性活躍推進などで講師をつとめる。

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