belove.co.jp

LATEST NEWS最新のニュース

なぜ近所のお客様がAI検索で来店するのか?|香川同友会例会 報告レポート

2026.08.13

いつもありがとうございます。
ビーラブカンパニーの西よおこです。

先日、香川県中小企業家同友会の例会で、報告をさせていただきました。

今回の報告は、

「元リクルート全国1位の営業力を基盤に、SNSで『今すぐ欲しい』3%の顧客を引き寄せるヒント」

というテーマでご紹介いただきました。

営業といえば、とにかくたくさんのお客様に会い、提案し、説得するイメージ。

「行動量を増やせば、成果につながる」

私も、そう思っていました。

もちろん、営業において行動量は大切です。
けれど、経験を重ねる中で気づいたことがあります。

それは、すべての人が、今すぐ商品やサービスを必要としているわけではないということです。

どれだけ良い商品やサービスであっても、必要のないタイミングで伝えれば、なかなか届きません。

大切なのは、100%すべての人に買ってもらおうとすることではなく、

その中にいる「今すぐ欲しい」と思っている3%のお客様に、見つけてもらうこと。

そのために必要なのが、私は「広報」だと思っています。

広報は「見つけてもらう仕組み」

これまでの営業は、こちらからお客様を探しに行くものでした。

一方、広報は、

必要としているお客様から、私たちを見つけてもらうための活動

です。

ただし、

「SNSを始めればいい」
「毎日投稿すればいい」
「再生回数を増やせばいい」

という単純なものではありません。

どれだけ発信していても、本当に届けたい人に伝わっていなければ、成果にはつながりません。

広報を考えるうえで、まず大切なのは、

  • 誰に伝えるのか

  • 何を伝えるのか

  • その人のどんな悩みを解決できるのか

という設計です。

たとえば、ホットペッパーが多くの人に利用されるようになったのも、単純に情報量が多かったからだけではないと思います。

「お店を探している人」
「今まさに、そのサービスを必要としている人」

に、必要な情報を届ける仕組みをつくったからこそ、利用されるようになった。

つまり、広報とは「たくさんの人に見せること」ではなく、

必要な人と、必要な情報が出会う仕組みをつくること

なのです。

「バズる広報」から「信頼を積み重ねる広報」へ

SNSでは、どうしてもフォロワー数や再生回数に目が向きがちです。

もちろん、多くの人に知ってもらうことも大切です。

でも、本当に会社の成果につながるのは、一度のバズではありません。

「この会社は信頼できそう」
「この人に相談してみたい」
「必要になったら、ここにお願いしたい」

そんなふうに思っていただくことではないでしょうか。

広報とは、SNSやチラシ、ホームページといった「発信ツール」そのものではありません。

会社の考え方や仕事への姿勢、実績、社員さんの姿などを伝えながら、

「この会社と付き合いたい」と思っていただける信頼を積み重ねていく活動

だと思っています。

その信頼が少しずつ蓄積されることで、今まさに商品やサービスを必要としている3%のお客様が、自然とこちらを見つけてくださる。

これからの広報に必要なのは、

広く浅く目立つことではなく、必要な人に、必要な情報を、丁寧に届け続けること。

「バズらせる広報」から、「信頼を積み重ねる広報」へ。

そして、この積み重ねこそが、これからの時代、人にも選ばれ、AIにも選ばれる会社につながっていくのだと思います。

毎日のブログが、お客様との出会いをつくった

私の報告後のグループディスカッションで、とても興味深いお話を聞きました。

クリーニング店を経営されている方のお話です。

コロナ禍になり、人が出かける機会が減ったことで、お客様の来店も大きく減ってしまったそうです。

時間ができたことをきっかけに、その方は毎日ブログを書くことを始められました。

すると、少しずつ変化が起こりました。

近所に住んでいるお客様が、インターネット検索をきっかけに来店してくださるようになったのです。

さらに最近では、

「AIで検索して、このお店を見つけました」

というお客様まで来られるようになったそうです。

これこそ、まさに「信頼の積み重ね」ではないでしょうか。ブログというストックメディアのパワーですよね。

ブログを書いた翌日に、すぐ成果が出るとは限りません。

それでも、自分たちの仕事や考え方、専門性をコツコツ発信し続ける。

その情報がインターネット上に蓄積され、ある日、それを必要としている人に届く。

今は、人が検索するだけではなく、AIが情報を探し、整理し、提案する時代になっています。

だからこそ、日頃から発信し続けている会社と、何も情報を出していない会社では、これからますます大きな差が生まれてくるのではないかと思います。

香川といえば、やっぱりうどん!

そして、せっかくの香川。

もちろん、うどんも満喫してきました。

香川の皆さんは、週に4回くらいうどんを食べることもあると聞いて、びっくり!

到着した日の夜にも、さっそくうどんをいただきました。

そして翌日は、なんと「朝うどん」へ。

連れて行っていただいたのは、人気の山越うどん

1時間10分ほど並びましたが、その甲斐がありました。

美味しかった~!

さらに驚いたのが、地元の方は「とろ玉」や「ぶっかけ」よりも、シンプルなかけうどんをよく食べられるということ。

知らない土地に行くと、こうした地元ならではのお話を聞けるのも楽しいですね。

そして、観音寺観光にも連れて行っていただきました。

訪れたのは、天空の鳥居で知られる高屋神社

その景色は、まさに絶景!

仕事の学びだけではなく、香川の食や文化、景色までたっぷり楽しませていただきました。

今回、報告の機会をいただいたことで、私自身も改めて、

営業と広報は別々のものではなく、つながっている

と感じました。

こちらから売りに行くだけではなく、必要になったときに思い出してもらえること。

そして、検索したとき、SNSを見たとき、AIに聞いたときに、

「この会社なら信頼できそう」

と思っていただける情報を積み重ねておくこと。

それこそが、これからの中小企業にとって、とても大切な広報ではないでしょうか。

香川県中小企業家同友会の皆さま、貴重な機会を本当にありがとうございました。

 

■9月9日14時~SNS広報事例発表会。広報担当の方の生の声が聞けますよ。

西 良旺子

■ 投稿者
西 良旺子

■ 担当
経営/集客/チーム作りコンサルティング

リクルートホットペッパー10年在籍中に3年間全国TOP営業をキープし、その後、
2006年にビーラブカンパニーを設立。中小企業向けにソーシャルメディア導入を支援。
SNS広報担当者の育成に尽力。「ヒトの力が組織の力」を理念に、全国各地でSNS活用セミナーだけでなく
MG研修、TOC研修(全国で10人しかいないシニアインストラクター)、
ストレングスファインダー、営業力UP、女性活躍推進などで講師をつとめる。

ビーラブカンパニー公式LINEはこちら!