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SNSは「売る」ためじゃない。「つながる」ためのツールだと改めて思った話

2025.12.20

先日、弊社の「SNS広報担当養成講座」でファシリテーターを務めてくださっている玉井さんが、会社に遊びに来てくださいました。

玉井さんは近隣の方ではなく、高知在住。

現在はラジオのパーソナリティーとしても活躍されている方です。

コロナがなかったら、遠く離れている方と会うこともなくお仕事をすることってなかったですよね。

改めて振り返ると、玉井さんとのご縁は本当に不思議なつながりから始まっています。

そもそものきっかけは、LIVLAの奥田さんからのご紹介。

奥田さんは、アウトソーシング事業「LIVLA」の代表であると同時に、日本最大級のママ向けメディア＆コミュニティ「ママそら」の代表も務めていらっしゃいます。

その奥田さんと私が再会したのは、昨年4月の兵庫同友会の総会。

たまたま隣同士の席に座り、私から声をかけて名刺交換をしたのがきっかけでした。

「再会」というのは、実は10数年前に、東京で一度お会いしたことがあったからです。

名刺を見た瞬間に「この名刺、見たことがある…」と感じ、「以前お会いしたことがありますよね？」とお声がけしたことで、お互いの記憶が重なりました。

そこから同友会活動などを通じて、時々お会いする関係に。

そんな中、弊社で講座の司会をしてくれていた社員が退職し、「どうしようかな」と考えていた時、ふと奥田さんのことが頭に浮かびました。

ママのコミュニティの中に、弊社の仕事を手伝ってくださる方はいないだろうか。

そう思って相談したところ、ご紹介いただいたのが玉井さんでした。

さらに驚いたのは、玉井さん自身も、数年前にFacebookで奥田さんを見つけ、自分からメッセージを送ってつながった、というお話。

もし、あの時私が声をかけていなかったら。

もし、誰かがFacebookをしていなかったら。

この出会いは、きっと生まれていなかったと思います。

玉井さんのファシリテートは、本当に素晴らしい。

受講生一人ひとりの言葉を丁寧に引き出し、場の空気をあたため、安心して話せる空間をつくってくださいます。

SNSというと、多くの方が「集客」や「採用」といった成果をすぐに求めがちですが、私はSNSはまず、知ること、伝えること、そしてつながることのためのツールだと思っています。

一足飛びに目的に到達するものではありません。

実際、今は各SNSのアルゴリズムもどんどん変化しています。

Facebookでは、リンク投稿が1ヶ月に2回までしか表示されにくくなった、という話もあります。

それは、「売り込み」ではなく、「つながり」を大切にしてほしい、というメッセージなのかもしれません。

今回の玉井さんとの出会いは、SNS広報の本質を、あらためて実感させてくれる出来事でした。

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