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親会社から仕事が来るから広報はいらない?中小企業に広報が必要な本当の理由
2026.08.30

広報担当の社員がいなければ広報は必要ない!?
先日、お客様とお話をしていたとき、こんな言葉を聞きました。
「うちは広報担当の社員もいないし、広報は必要ないんです」
なるほど。
特にBtoB企業で、
「親会社がしっかりしている」
「決まった取引先から安定して仕事が入る」
「営業しなくても案件が来る」
という会社ほど、“今は困っていないから、広報は必要ない” となりやすいです。
確かに、「広報」と聞くと、
・広報担当者がいる
・SNSを毎日更新する
・プレスリリースを書く
・メディアに取り上げてもらう
そんな活動をイメージされる方も多いかもしれません。
でも私は、
「広報が必要ない会社って、ほとんど無いのでは?」
と思っています。
インターネットが登場する前は、広報をしていない会社(お店)はたくさんあったかもしれません。
広報は「会社を知ってもらう活動」
そして、
SNS広報とは、SNSを更新することだけではありません
自分たちが、
「どんな会社なのか」
「何を大切にしているのか」
「どんな商品やサービスを提供しているのか」
「どんな人が働いているのか」
を、社外に伝えていくことです。
ホームページも広報です。
ブログも広報。
Googleマップの情報も広報。
お客様にお渡しする会社案内も広報。
求人情報も広報。
社長や社員がお客様に会社のことを話すことだって、広い意味では広報活動です。
そう考えると、
「広報担当者がいないから、広報をしない」
ではなく、
「広報担当者がいない会社ほど、どうやって自社を伝えていくかを考える必要がある」
のではないでしょうか。
そもそも中小企業に広報選任はほとんどいない。他の実務をしながら、広報活動をしているのです。
そして・・
知られていない会社は、選ばれようがない
どれだけ良い商品をつくっていても、
どれだけ丁寧な仕事をしていても、
どれだけ社員さんが一生懸命働いていても、
知られていなければ、その良さは伝わりません。
お客様が商品やサービスを探したとき。
求職者が会社を調べたとき。
取引先が「どんな会社なのだろう」と検索したとき。
そこに情報がなければ、比較検討の土俵にすら上がれないことがあります。
特に今は、検索だけではなく、SNSやYouTube、そしてAIに質問して会社を探す人も増えています。
HPがあるだけでは、選ばれない。
これからは、
「発信していない=何も伝わらない」
という時代になっていくのではないでしょうか。
そして、広報は、バズるためにするものではない
広報というと、
「フォロワーを増やさなければ」
「毎日投稿しなければ」
「バズらせなければ」
と思ってしまう方もいます。
でも、中小企業の広報は、必ずしもそこを目指さなくてもいいと思っています。
たとえば月に数回でも、
「こんな仕事をしています」
「こんなお客様のお役に立ちました」
「社員がこんな思いで働いています」
「こんなことを大切にしている会社です」
という情報を積み重ねる。
それだけでも、半年、1年、3年と続ければ、その会社の大きな情報資産になります。
必要なのは、大量の発信ではなく、
自分たちの会社のことを、自分たちの言葉で伝え続けること。
これが中小企業の広報ではないでしょうか。
担当者がいなくても、広報はできる。
もちろん、中小企業では、
「広報だけを担当する社員を置く余裕がない」
という会社もたくさんあります。
それなら、専任担当者を置かなくてもいい。
社長が月に1回ブログを書く。
営業担当がお客様からよく聞かれる質問を共有する。
現場の社員が写真を1枚撮る。
総務担当が採用につながる社内の様子を紹介する。
社員みんなから少しずつ情報を集めるだけでも、十分に広報はできます。
むしろ私は、
広報を一人の担当者だけの仕事にしないこと。
も、とても大切だと思っています。
会社の中には、発信できる魅力がたくさんあります。
ただ、それが日常になりすぎていて、自分たちでは気づいていないことが多いのです。
「広報が必要か」ではなく「何を伝えるか」
会社が、
お客様に選ばれたい。
良い人材に来てもらいたい。
取引先から信頼されたい。
地域の人に知ってもらいたい。
自分たちの仕事を次の世代につなげたい。
そう考えるのであれば、広報は必要です。
広報担当者がいるかどうかは、本質ではありません。
ていうか、私は社長が一番に広報やるべきと思っています。
大切なのは、
私たちは、誰に、何を伝えたいのか。
そして、
自分たちの会社の価値を、きちんと言葉にして残しているか。
ということです。
「うちは小さい会社だから、広報はいらない」
ではなく、
「小さい会社だからこそ、知ってもらう努力が必要」。
私はそう思っています。
広報は、大企業だけのものではありません。
むしろ、名前を知られていない中小企業だからこそ、
自分たちの仕事、社員、お客様への思いを丁寧に発信していく。
その積み重ねが、
「この会社にお願いしたい」
「この会社で働きたい」
「この会社なら信頼できる」
につながっていくのではないでしょうか。
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■ 投稿者
西 良旺子
■ 担当
経営/集客/チーム作りコンサルティング
リクルートホットペッパー10年在籍中に3年間全国TOP営業をキープし、その後、
2006年にビーラブカンパニーを設立。中小企業向けにソーシャルメディア導入を支援。
SNS広報担当者の育成に尽力。「ヒトの力が組織の力」を理念に、全国各地でSNS活用セミナーだけでなく
MG研修、TOC研修(全国で10人しかいないシニアインストラクター)、
ストレングスファインダー、営業力UP、女性活躍推進などで講師をつとめる。
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