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展示会は待っているだけでは伝わらない。人を引き寄せるブースと声かけの力

2026.09.05

いつもありがとうございます。
ビーラブカンパニーの西よおこです。

先日、神戸で開催された「国際フロンティア産業メッセ」に参加してきました。

今回は、私が所属している兵庫同友会の「チームIT神戸」のブースで、一日サポート役として会場に立っていました。

チームIT神戸のブースでは、来てくださった方と名刺交換をし、公式LINEに登録していただいた方への特典として、

「AIで10秒動画を作成」
「AIでLINEスタンプを作成」
「両方でもOK!」

という企画をご用意しました。

事前には、

「動画のほうが映えるし、人気があるんじゃないかな?」と思っていたのですが、

蓋を開けてみると、圧倒的に希望が多かったのはLINEスタンプ。

これは、ちょっと意外でした。

でも、考えてみれば動画は「見るもの」。
LINEスタンプは「使うもの」です。

受け取ったその日から、家族や友人とのトークで使える。

そんな「身近さ」や「すぐ使える」という実用性が、選ばれた理由なのかもしれません。

やっぱり、やってみないと分からないものですね。

人が集まるブースには理由がある

ブースに立ちながら、少し時間を見つけて他の出展ブースも回ってみました。

すると、これが発見の連続でした。

まず感じたのが、人が集まっているブースには、それなりの理由があるということです。

たとえば、その場で食べて終わるものよりも、持ち帰ることができるお土産やノベルティを用意しているブース。

↑お米プレゼントのいづよねさん

「何かもらえる」という分かりやすさもあってか、自然と人が集まっていました。

そして、さらに驚いたのが、バニーガールのようなコスチュームの女性が立っているブースです。

BtoBの展示会で、まさかそんな光景を見るとは思っていませんでした。

もちろん良し悪しは別として、
「まず目に留まる」
という意味では、とても強烈です。

展示会では、まず存在に気づいてもらわなければ、話を聞いてもらうところまで進みません。

そう考えると、「目立つ」ということも大切な戦略のひとつなのだと思います。

ブルーばかりだからこそ、暖色が目立つ

色使いにも気づきがありました。

BtoB企業の展示会ということもあって、多くのブースがブルー系。

「誠実」「信頼」「安心」といったイメージを持たせやすい色なので、企業ブースでは使いやすいのだと思います。

ところが、周囲が青系のブースばかりになると、その中で赤やオレンジ、黄色など暖色系を使ったブースが、とても目立つのです。

↑ピンクの背景が素敵な西出鍍金所さん

一つひとつを見ると派手ではなくても、周りとの比較によって目に飛び込んできます。

これは、自社で展示会に出展するときにも覚えておきたいポイントだと思いました。

「何色が自社らしいか」だけではなく、

「周りのブースの中で、どう見えるのか」

まで考えることが大切ですね。

 一番大切だったのは「声をかけること」

そして、一日ブースに立っていて一番実感したのが、声かけの大切さでした。

ブースの前を通る方や、少し立ち止まった方に、

「こんにちは」

と、こちらから声をかける。

たったそれだけです。

でも、その一言から、

「これは何をしているんですか?」

「どんな会社なんですか?」

と会話が始まることが何度もありました。

逆に、こちらが黙って待っているだけでは、そのまま通り過ぎていたかもしれません。

展示会というと、

・ブースデザイン
・パンフレット
・パネル
・ノベルティ
・動画

などに目が行きがちです。

もちろん、どれも大切です。

でも最後に人と人をつなぐのは、やっぱり「人」なんだなと、あらためて感じました。

来場者の半数以上は「まず情報収集」

リンクストラテジー社の「BtoB展示会動向調査レポート」によると、展示会への来場目的で最も多かったのは、

「情報収集(業界動向や製品動向の把握)」56.25%。

次いで、

・導入検討中の製品・サービスを探すため 24.25%
・複数製品の比較検討 8.75%
・ノベルティや資料収集のため 6.25%
・既存取引先の訪問・挨拶 4.5%

という結果でした。

つまり、来場者の半数以上は、最初から「買おう」「商談しよう」と思って来ているわけではありません。

まずは、

「どんな会社があるのかな」
「最近はどんな商品があるのかな」
「何か面白い情報はないかな」

という情報収集から始まっています。

だからこそ、展示会のその場だけで成果を求めるのではなく、まず知ってもらい、話をして、つながりをつくることが大切なのだと思います。

展示会に来てもらう前から、広報は始まっている

さらに同調査では、「何を見て展示会への来場を決めたのか」というきっかけについて、

・企業からのメールやDM 50.5%
・展示会の公式サイトやメール・SNSなど 47%
・Web広告(SNS広告・検索広告など)36.25%
・SNS投稿 22.5%
・知人・同僚からの紹介 19%

という結果も出ています。

展示会というリアルな場への来場を決めるきっかけとして、一番多いのが企業からのメールやDM。

つまり、展示会当日だけ頑張ればいいわけではありません。

「こんな展示会に出ます」
「ぜひブースに来てください」
「こんな企画を用意しています」

と、事前にこちらから知らせる。

そして当日は、リアルの場で声をかけ、会話をし、その後もLINEやメール、SNSなどでつながっていく。

発信して、会って、またつながる。

この流れがとても大切なのだと思います。

待っているだけでは、なかなか伝わりません。

メールでも、SNSでも、展示会でも、こちらから一歩近づいていくことで、新しいご縁が生まれます。

結局、デジタルの時代になっても大切なのは、人と人との関係性。

そんな当たり前のようで、つい忘れがちなことを、あらためて思い出させてもらった展示会でした。

役得でつくっていただいた、息子のたっちゃんのLINEスタンプ。

可愛くできて、大満足です。


 

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