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ワンピース型経営って！？

2021.03.17

先日、滋賀同友会で行われた和歌山同友会会員の　glafit（グラフィット）代表の鳴海禎造さん報告の例会に参加しました。

鳴海さんは、折り畳みができる、電動バイクを販売するというビジネスで、クラウドファンディングを第1弾、第2弾ともに1億5000万の支援を集めました。

すごい方です。

実はこの鳴海さんとは、面識がありました。

4年前に奈良同友会主催で行われたMG研修のインストラクターをさせていただいたのですが、

そこに、和歌山同友会から鳴海さんが参加をされていました。

奈良同友会としては、初めてのMG研修でしたので、1デイだったのですが、

その時、初MGとして、ご参加されていた鳴海さんは、いたく感激をされて、

すぐに社内MGを開催したいとおっしゃられました。

そして、日程を決定。

その感性とスピードにとにかく感心しました。

そして、着目点が個性的。面白い方だなぁと思いました。

社内MGは2回開催したのですが、その後、中国と日本の往ったり来たりなどで、お忙しく

お会いすることはかなわなくなりました。

そんな鳴海さんと久しぶりにお話できたのが、クラブハウス。

私が同友会のリレークラブハウスでモデレーターを務めていた時にルームにふらっと入ってこられました。

スピーカーになっていただき楽しく会話。

その時にこの例会のことを教えていただきました。

高校生から、ビジネスに芽生え、在学中に起業。

七転八起を繰り返していく鳴海さん。

その中で気づいていった、鳴海流、ワンピース型経営。

自分よりも優秀な人間が何人もいて、自分を支えてくれている。

集まった仲間たちが、それぞれの得意分野で能力を発揮して、リーダーであるルフィを支えています。「海賊王になる」と叫び、それを信じて仲間が集まり、仲間同士が支え合いお宝を目指していく。

これまでのピラミッド型ではなく、仲間が互いに支え合う組織。

今後はこの形が主流になるといわれています。

ワンピース型経営の反対は、ドラゴンボール型経営と言われています。

こちらは、社長が『ドラゴンボール』の孫悟空のような突出した能力とパワーを持ち、会社をどんどん大きくしていくイメージです。

両者は組織のあり方だけでなく、考え方にも色々と違いがありますが、一つだけ、決定的な違いを挙げるなら、ワンピース型に集まる人は、「大企業をつくりたい」とは考えていない人が多い。ワンピース型の人が何を求めているのかというと、「世界をびっくりさせたい」あるいは「世界を喜ばせたい」にのです。「ワクワクさせたい」といってもいいでしょう。

SDGSの考えに近い。

移動をエンターティメントにという理念のもとに、鳴海さんの目線は100年後を見ている。

『最も強い者が生き残るのではなく、

最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残ることが出来るのは、

変化できる者である。』　　～ダーウィン

鳴海さんは変化できるだけでなく、チームで変化を楽しめているように思うんですよね～。

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