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AIと決算書で経営課題を見える化。経営課題診断ワークショップ体験記

2026.08.27

先日、神戸・元町にある福井税理士事務所さん主催の「経営課題診断ワークショップ」に参加しました。ビーラブのセミナールームを使用してくれたんです。

このワークショップが、めちゃくちゃ面白かったです。

私自身、2009年から毎年、経営指針を作成し、数値の経営計画も立てています。

それでも今回、改めて「そうか」と気づかされることがいくつもありました。

経営者にしかできない、3つの仕事

研修はまず、

「経営者にしかできない仕事は何か?」

というところから始まりました。

その3つとは、

  1. 儲かる事業構造を設計する
  2. 社員に理念教育をする
  3. 後継者を指名し、育成する

というもの。

う〜ん、納得です。

日々、経営者はいろいろな仕事をしています。

でも、それらの仕事に追われて、本来、経営者しかできない仕事が後回しになってはいけない。

特に、

「儲かる事業構造を設計する」

という言葉は、とても印象に残りました。

頑張って売上を上げることと、利益が残る事業構造をつくることは、同じではありません。

「なんとなく」を数字で具体的にする

今回のワークショップのゴールは、

  • 自社の現在地を数字でつかむ
  • 儲けを止めている最大の「つまり」を特定する
  • 最初に手をつける打ち手を決める

というものです。

つまり、

「なんとなく経営がしんどい」
「なんとなく利益が出にくい」

という状態から、

「どこが問題なのか」
「まず何を変えるのか」

を具体的にしていくということですね。

事前案内には、

「3年分の決算書を持ってきてください」

と書いてありました。

実は弊社、昨年の成績があまりよくなく。。

「人前で数字を見るのかな」と、少々気が重かったのですが(笑)、決算書は自分自身で確認するためのものでした。

そこも安心しました。

今のやり方のままでは、利益は出にくくなる

今回、改めて感じたのが、これからの経営環境の厳しさです。

倒産件数はどんどん増加しています。

そして、原価の上昇、最低賃金の引き上げも容赦がありません。

人件費が上がれば、当然、社会保険料の会社負担も増えていきます。

これから原材料費のV、人件費のFも大きく上がっていくと考えると、

「今までと同じ商品構造、同じ売り方、同じ価格、同じ顧客、同じ組織では厳しい」

ということがよく分かります。

「頑張ろう」だけでは、どうにもならない。

だからこそ、経営者が事業構造そのものを見直す必要があるのだと思います。

BS・PLとAIを使って、自社の課題を見える化

今回、面白いと思ったのが、AIも活用していくところでした。

BS(貸借対照表)やPL(損益計算書)の状況をもとに、AIも活用しながら、

「自社はどこに課題があるのか」
「どんな打ち手が考えられるのか」

を整理していきます。

もちろん、AIを活用すれば、経営がうまくいくわけではありません。

でも、数字・現状を客観的に整理し、考える材料を増やすという意味では、とても便利です。

AIは答えを出してくれる経営者ではなく、

意思決定するための“壁打ち相手”

として使うと、とても有効なのだと思います。

ワークシートだから、冷静に自社を見られる

そして何より面白かったのが、ワークシートを使って、

「自社の構造の、どこが弱いのか」

を診断していくこと。

経営のことって、自分の会社だからこそ、どうしても感情が入ります。

「社員も頑張ってくれているし」
「この事業は昔からやっているし」
「もう少し頑張れば売れるかもしれない」

と、つい考えてしまう。

でも、数字とワークシートに沿って見ていくと、少し距離を置いて自社を見ることができます。

感覚ではなく、構造で見る。

これはとても大事だと感じました。

経営計画を作る前に、現在地を知る

今回の研修は、経営計画を作成する本講座につながるフロント講座とのことでした。

でも、このワークショップだけでもお値打ちだと感じました。

経営計画というと、

「来期はいくら売るか」
「利益をいくら出すか」

という未来の数字を考えがちです。

でも、その前に必要なのは、

今、自社がどんな構造になっているのかを知ること。

現在地が分からなければ、どこに向かえばいいのかも分かりません。

私にとっても、とても良い振り返りになりました。

経営環境が大きく変わっていくこれから。

経験や勘だけではなく、数字を見て、構造を見て、AIも上手に活用しながら、

「最初にどこを変えるのか」を決める。

経営者力を上げることは、ますます大切になっていくのではないでしょうか。

↑ご一緒した皆さんと記念写真


 

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西 良旺子

■ 投稿者
西 良旺子

■ 担当
経営/集客/チーム作りコンサルティング

リクルートホットペッパー10年在籍中に3年間全国TOP営業をキープし、その後、
2006年にビーラブカンパニーを設立。中小企業向けにソーシャルメディア導入を支援。
SNS広報担当者の育成に尽力。「ヒトの力が組織の力」を理念に、全国各地でSNS活用セミナーだけでなく
MG研修、TOC研修(全国で10人しかいないシニアインストラクター)、
ストレングスファインダー、営業力UP、女性活躍推進などで講師をつとめる。

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