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金利・円安・採用難。「見えている未来」に先手を打つ経営とは?

2026.09.20

いつもありがとうございます。

ビーラブカンパニーの西よおこです。

9月10日、中小企業家同友会の全国の広報委員が集まる連絡会に参加しました。

今回は、私が会全体の座長を務めさせていただきました。

冒頭、宇佐見広報委員長から広報委員会の役割についてお話があり、その後、「キンミヤ焼酎」で有名な株式会社宮崎本店の宮崎会長からご報告いただきました。

お話の中心は、

「見えている未来から逃げず、数字に置き換え、他社より先に行動する」

という経営姿勢についてでした。

| 変化を「自社の数字」に置き換える

日本では約30年間、低金利・デフレの環境が続いてきました。

しかし、これからは金利のある時代、インフレの時代です。

大切なのは、「金利が上がった」「円安になった」で終わらせず、自社の経営にいくら影響するのかを数字に置き換えること。

例えば、借入金が1億円あり、金利が2%上がれば、年間200万円の負担増です。

さらに、金利上昇は会社の借入金だけでなく、社員さんの住宅ローンや奨学金の返済にも影響します。

経営者は会社の数字だけでなく、社員さんの暮らしにどのような変化が起きるのかまで考えなければならない。

| 値上げではなく、価値を上げる

原材料費が上がった分だけ価格に転嫁する。

それだけでは、まだデフレ型の経営から抜け出せていないと、宮崎会長は話されました。

これからは、

・原材料費の上昇
・金利の上昇
・賃金の上昇
・将来への投資

これらを含めた価格を、お客様に認めていただける商品やサービスをつくらなければなりません。

そのために必要なのが、単なる効率化ではなく、1人当たりの付加価値を高めることです。

これは、前回のブログでもお伝えした「F1生産性」の話とも重なります。

宮崎本店は約42年間で、売上高を約10倍近くまで伸ばしてこられました。

しかし、従業員数は約70名のままで、大きく変わっていないそうです。

人を増やして売上を伸ばすのではなく、一人ひとりが生み出す付加価値を高める。

これからの中小企業にとって、とても大切な考え方ではないでしょうか。

|「見えている未来」に先手を打つ

未来には、

「見えない未来」と
「見えている未来」があります。

株価や景気の動きを正確に予測することは難しいかもしれません。

しかし、

・人口減少
・労働人口の減少
・採用難
・金利上昇
・物流問題

これらは、すでに見えている未来です。

「日本全体の問題だから」
「私たちの業界だけではどうにもならないから」

そう言っている間にも、変化は確実に進んでいきます。

経営者に求められるのは、

未来を正確に当てることではなく、すでに見えている変化が自社にどのような影響を与えるのかを考え、早めに準備することなのだと思います。

中小企業の武器は「ファーストワン」

宮崎会長が大切にされているのが、

「ナンバーワン」
「オンリーワン」
「ファーストワン」

です。

特に中小企業の強みは、「良い」と思ったことを他社より先に実行できること。

規模や資金力では大企業にかなわなくても、意思決定の速さは中小企業の大きな武器です。

宮崎本店の社員持株制度にも驚かされました。

社員さんが会社の株を持つことで、「社員」であると同時に「株主」にもなります。

会社が大きく発展し、保有する株の価値も何倍にもなっているそうです。

会社の成長が自分自身の喜びや利益にもつながる。

まさに、経営を「自分ごと」として考える仕組みですよね。

「見えている未来」に対して、自社は今、何を始めるのか。

私自身も改めて考え、行動していきたいと思います。

| 広報は、情報資産。ストックであり、インプットとアウトプットのフローでもある

座長のまとめでお話させていただいたこと。

「同友会は何を売っていますか」

「それは情報です」

という宇佐見委員長の冒頭のあいさつから始まり、

宮崎さんの「経営者はBSに強くなれ」「付加価値をつくれ」という言葉。

いずれにしても、意識することは、情報をどうインプットして、どうアウトプットするか?

ということ。

そして、そのアウトプットしたことは、資産になる。

「広報は明るくなければいけない」という宇佐見委員長の言葉も印象的でした。

連絡会が終わって、懇親会中の全国の広報委員のメンバーたち。

とびきり明るいですね。


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